ギネス記録に認定された日本人夫婦のニュースが海外で取り上げられる。
シンガポールのニュース番組、チャンネル・ニュースアジアにギネス記録に認定された日本人夫婦が紹介されました。
Channel NewsAsiaのHPより引用
高松市に住むマツモト マサオ(108歳)さんとその妻ミヤコ(100歳)さんがこの度、存命中の最長寿夫婦(合計年齢208歳)としてギネス世界記録に認定されました。
彼らは1937年の10月に結婚してから現在まで約80年共に結婚生活を送っています。
「涙が出るほどありがたい、とても嬉しいです。(結婚生活がこんなに続いているのは)私の忍耐のおかげね」と妻のミヤコさんは冗談まじりに笑いながら記者にこう話しました。
当時戦争に突入した日本。マサオさんは兵士として海外に出てしまったので結婚式は挙げませんでしたが、決してそれは後に彼らが大家族になるための障害にはなりませんでした。
現在彼らには、先月生まれた子を含めて25人のひ孫がいます。
「彼らの人生は終盤に差し掛かっていますが、この名誉ある賞をいただけたことは、彼らにとってさらに長生きをするための励みになります」と娘のヒロミさん。
厚生省の発表によると日本人の平均寿命(84歳)は香港についで世界2位。
ちなみにすでにギネス世界記録に認定されている最長寿夫婦は合計年齢が210歳一か月と34日のNorwegians KarlさんとGurdren Dolvenさん(Gurdrunさんは2004年没)夫妻。
という記事。ご夫婦で100歳を超えるご長寿とは!それだけでも大変素晴らしいことですが、さらに戦争も乗り越え、結婚生活を80年も迎えているとは。なんて素敵なんだろうと思います。
ちなみに結婚記念日、日本には1年目の紙婚式から60年目のダイヤモンド婚までがありますが、海外では結婚75年目になるとプラチナを。80年目には樫、85年目はワインを贈ってお祝いするのだそうです。
シンガポールの人たちの反応は、
「完璧な結婚生活なんてないから良い結婚生活を送るにはお互い努力が必要よね」
「旦那さんの為に奥さんが忍耐強くならないなんて。それって本当に幸せ?」
「忍耐かー。昔はそうだったのかもね」
「これこそ本当に完璧な結婚だよ!」
「この夫婦はお互い沢山支え合ってきたのね。だからこんなに長い人生が送れるのよ」
「なんて素敵なご夫婦なんだ!」
「この夫婦を尊敬するなー」
など様々。この奥さんの結婚生活が長続きしているのは忍耐のおかげ・というコメントに何かを思う方が多いような感じでした。文化や時代が違うからこそなのでしょう。
なにはともあれ、お互いご長寿とはいえこんなにも長く結婚生活が送れるなんて、やはりそれだけお互いを思いやってきた証拠なのだと思います。若輩者はただただすごいなぁ。という尊敬の念しかありません。これからもこのご夫婦には健康で幸せな結婚生活を送っていただきたいと願わんばかりです。
「おめでとう」の気持ちを伝える結婚祝い。【ネームインポエム】