ふわふわな旅行記

旅行で行った先をふわっと紹介するブログです。

これぞメキシコの珍味。みんな大好きウイトラコチェの正体はとうもろこしに付着するカビ!?

 

メキシコ人はとうもろこし好き。街を歩けば串刺しの焼きとうもろこし屋台に出くわす確率が高いです。

家庭料理にもポソレという、大粒のとうもろこしを煮込んだスープがあるし、トルティーヤの皮もとうもろこしから作られています。

 

そしてメキシコ人に愛されている“メキシコのトリュフ”と呼ばれる食べ物もとうもろこし。でもこれが珍味。とても珍味です。

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トルティーヤの屋台に並ぶ具の中にそれはあります。この黒いもの。

これがメキシコのトリュフと呼ばれる珍味。「ウイトラコチェ(Cuitlacoche)」です。
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スーパーではキノココーナーに並んでいました。

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これ実はとうもろこしに発生した黒穂菌というカビの一種なのだそうです。

日本で発生したらもちろんそのとうもろこしは処分されてしまいますが、メキシコではこれが大人気。トルティーヤやパン、パイの具として一般的に食べられています。

 

食感はキノコのような感じでした。味はほのかにマッシュルームのような感じですが、あまりない??クセは無いです。たぶんですが味付けが重要な気がします。トルティーヤにはチーズと一緒にはさんでもらいました。これだけではちょっと物足りないのでこれに肉をはさむともっと良かったかなと思います。

トルティーヤの皮、メキシコでは通常の黄色いものと緑色のものを見かけるのですが、緑色の方はこのウイトラコチェから作られているのだそうです。
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正体を知らずに食べるとおいしく食べれますが、正体を見てしまうと、正直「うへぇ!」となります。これ食べるの!?という感じ。

最初にこれを食べようと思った人、勇気あったなと思います(笑)

 

ちなみにウイトラコチェが食べられるのはメキシコだけ。まさに珍味。

みんなおいしく食べているので見つけたら挑戦してみてください。

…ちなみに、ウイトラコチェの正体はこれデス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばーん。

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ひいぃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独立記念日のメキシコ

 

9月16日はメキシコの独立記念日です。

メキシコでは独立記念日が一年で一番盛り上がる日なのだそう。どんなものか見たかったので独立記念日のメキシコの街へ行ってきました。

 

 

 

メキシコの独立記念日とは

長らくスペイン領植民地であったメキシコ。

1810年9月16日早朝にミゲルイダルゴという人がドロレスという街の教会の鐘を鳴らして住民に決起を呼び掛け、これがメキシコ独立戦争の始まりになりました。

 

現在もメキシコの独立宣言を記念する行事が前日23:00に開始されます。

各地の広場で鐘が鳴らされ、ミゲルイダルゴによる独立のGrito(グリート:叫び)を再現するというのが独立記念日のメインイベント。

 

ちなみにグリートの一番有名な言葉「VIVA MEXICO!」(ビバ メヒコ!:メキシコ万歳!)は独立記念日あたりでちょっとしたメキシコ人との挨拶に使われます。

メールの締めの言葉にVIVA MEXICO。すれ違う人とVIVA MEXICO。とこんな感じ。

 

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街の様子。メキシコ独立に関係する人物の飾りが見られます。
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独立記念日グッズを売るお店がちらほらあります。国旗や国旗カラーのネクタイ、スカーフ、マント、ウィッグなどなど。でも思ったほど皆仮装していなかったです。

「VIVA MEXICO」とプリントされたTシャツを着ていたら若干浮くほどでした。

・・・あれ?
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ミゲルイダルゴの仮装をした子ども。可愛い。

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わんこもプチ仮装。メキシコ帽子ソンブレロをかぶっています。
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街には屋台がずらりと並び、ローカルフードがたくさん味わえます。

写真のオレンジ色のかたまりはパン。注文を受けるとその場で揚げて具を挟んでくれます。
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メキシコで良く見かける壺入りのドリンク。レモネード、もしくはレモネードで割ったテキーラです。淵についているのはチリパウダー。
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トルティーヤ屋さん。好きな具を選びます。
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独立宣言を記念する行事が行われる会場へいきました。

開始23:00までオーケストラがメキシコの民謡などをひたすら演奏します。
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行事が行われる建物。写真が無いのですが、23:00頃に聖火ランナーがやってきてメインの聖火台へ火をともしました。その後、メキシコの国旗も運ばれてきて2階の窓からお披露目。そのあと、建物内に保管されて行きました。
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街の政治家たちの音頭でグリートがあがります。

「ビバ イダルゴ!」「ビバ メヒコ!」

広場には大勢の人が集まっているのでこのグリートは圧巻です。

グリートに続いて鐘が鳴らされると同時に四方八方から花火が上がりました。
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この後は皆広場を離れ、各々家だったり、レストランに行ってそこからさらにお祝いパーティをするのだとメキシコ人の友人が教えてくれました。

メインイベントはこれでおしまいですが、翌日の独立記念日当日も、街には屋台が立ち並び、メキシコのローカルフードを楽しむことができました。

メキシコシティでは独立記念日当日に軍事パレードなど政治色の強い式典も行われるそうです。9月15、16日あたりに焦点を当てて旅行されるのも良いかもしれません。

 

 

オーストラリア人と仲良くなる必殺技!ウォルシング・マチルダを歌おう

 

オーストラリアに1年間住むことになったとき、英語が堪能でなかった私はどうにか会話以外でオーストラリアの人たちに溶け込む方法はないかと考えていました。

そこで出国前に覚えていった曲が「ウォルシング・マチルダ」。

オーストラリア人ならみんな知っている歌で第二のオーストラリア国歌とも言われています。

 

 

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メルボルンセントラルでは時間になるとウォルシング・マチルダが流れます)

 

オーストラリアは歴史上の関係から30~40年前までイギリスの国歌を使っていました。

そろそろオーストラリアオリジナルの国歌を作ろうよ・ということでオーストラリアの国歌を決めることになりました。

 

しかし新作を募集するも、なかなかしっくりくるものがなかったため、既に存在する歌から国歌を決めることになりました。そこで国民投票の結果、第2位に輝いたのがこの「ウォルシング・マチルダ」だったのです。

 

結局国歌は投票1位の「アドバンス・オーストラリア・フェア」という曲になりましたが、ウォルシング・マチルダとは僅差だったそうです。

 

もしかしたらオーストラリアの国歌になっていたかもしれないこの曲、歌詞の内容は、ホームレスが羊泥棒をした結果、警察に追い詰められて沼に飛び込んで自殺する。という衝撃的なもの。ウォルシングは当てもなくフラフラさまよい歩くという意味でマチルダとはこのホームレスが持っていた毛布の名前。ホームレスが相棒マチルダ(毛布)とオーストラリア大陸をさまよい歩くという設定です。

 

ちなみに内容のわりに軽快な曲調です。

 

国歌だというのにこんな内容の曲が、投票で2位になるなんて。危うくとんでもない国歌を歌い継ぐことになったオーストラリア人のこのてへぺろ感。大好きです。

 

ちなみにこの歌を歌ったら見事に仲間に入れてくれました。

旅行や留学、転勤などでオーストラリアを訪れる際、歌ってみてください。

 

 

[Waltzing Matilda]

1.Once a jolly swagman, camped by a billabong,
Under the shade of a coolibah tree,
And he sang as he watched and waited till his billy boiled,
You'll come a waltzing Matilda with me.
Waltzing Matilda, waltzing Matilda,
You'll come a waltzing Matilda with me,
And he sang as he sat and waited till his billy boiled,
You'll come a waltzing Matilda with me.

2.Down came a jumbuck to drink at the water-hole,
Up jumped the swagman and grabbed him with glee,
And he sang as he shoved that jumbuck in his tucker-bag,
You'll come a-waltzing Matilda with me.

Waltzing Matilda, waltzing Matilda,
You'll come a waltzing Matilda with me,
And he sang as he shoved that jumbuck in his tucker-bag,,
You'll come a waltzing Matilda with me.

3.Up rode the Squatter mounted on his thoroughbred,
Down come the troopers one, two, three,
Whose that jolly jumbuck you've got in the tucker-bag,
You'll come a-waltzing Matilda with me.

Waltzing Matilda, waltzing Matilda,
You'll come a waltzing Matilda with me,
Whose that jolly jumbuck you've got in the tucker-bag,
You'll come a-waltzing Matilda with me.

4.Up jumped the swagman, sprang  into the billabong,
Drowing himself by the coolibah tree,
And his ghost may be heard as you pass by the billabong,
"Who'll come a-Waltzing Matilda, with me".

Waltzing Matilda, waltzing Matilda,
You'll come a waltzing Matilda with me,

And his ghost may be heard as you pass by the billabong,
"Who'll come a-Waltzing Matilda, with me".

 

 

1.一人の陽気なホームレスが沼地のそばで野宿をしていた

お湯が沸くのを待ちながら、ユーカリの木陰で歌っていた
誰か一緒に旅に出ないか?

2. 羊が沼地にやってきた
ホームレスは大喜びで捕まえて 羊を袋に詰め込んだ
よし、お前と一緒に旅に出るぞ

3.馬で主人が駆けつけて 後から警察もやってきた
おい、お前はいま誰の羊を袋に入れたんだ?

4.沼へ飛び込んだホームレス

お前らなんかにおめおめ生きて捕まるもんか
今もその沼のそばを通れば幽霊の歌声が聞こえる

「誰か一緒に旅に出ないか?」

youtu.be

 

 

 

変わりダネ。メキシコの “日本”をお土産にいかが。

 

お名前.com

日本の反対側にあるメキシコ。

この国にかかれば日本のお寿司もカラフルになります。メキシコのスーパーで買える、ちょっと変わりダネな日本のお寿司商品をご紹介。

 

行ったのはメキシコのスーパー、

ソリアナ(Soriana)

こちらのアジアンフードコーナーにありました。

 

カラフルなゴマ。

紫、赤、オレンジ、緑の4色カラー

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寿司のり

1セットの中にピンク、緑、白、黄色の寿司のりが入っています。派手ー。

これ、海藻ではなく大豆から出来ているらしいです。
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お米

かなり衝撃的なカラーの品揃え。

青、緑、赤、黄色、オレンジ、ピンク。

後日改めて行ったら鮮やかな紫色のお米も入荷していました。目がチカチカするー。
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海外の“日本”を逆輸入するのも面白いかもしれません。メキシコのスーパーで見つけられます。日本に帰ったらこのド派手な巻き寿司をマリアッチの音楽をBGMに楽しんでみるのも良いかもしれません。

 

SATORUのHP

http://www.satoru.com.mx/

 

 

メキシコのスーパーで買えるおすすめのお土産8選 

 

メキシコに行ったらお土産を買って帰りたいですよね。海外旅行に行った先でお土産を調達するなら、地元のスーパーへ行くのが一番。と良くガイドブックなどで言われています。

 

今回はメキシコのスーパーやコンビニで手に入るお土産をご紹介します。

 

メキシコのスーパー

メキシコのスーパーで有名なのは、だいたいこの3つ。

 

・ソリアナ(Soriana)

・ウォールマート(Walmart

・ボデガ(Bodega)

 

です。

また、コンビニは

 

・スーパークー(Super Q)

・オクソ(OXXO)

 

が有名です。

 

「Chip’s 」

断トツでおすすめなのがこのポテトチップスです。日本の堅揚げポテトの様な感じの堅めのチップスです。フレーバーは塩味、チーズ味、チリライム味等がありますが、私のおすすめはこのハラペーニョ味。緑のパッケージです。ピリッとした辛さと堅いチップスがいい具合にビールに合います。

チリライム味(紫色のパッケージ)は味が独特。辛いんだか酸っぱいんだか…慣れればだんだん病み付きにはなる味ですが、はじめは衝撃的なテイストです。

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「Pringles」

日本でもお馴染みのプリングルスです。メキシコ人が良く口にするチリとライムの組み合わせをテイストにしたもの。メキシコならではのフレーバーです。

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「 Takis」

ドンタコスのあのコーンチップスがくるくる巻きになったようなチップスです。フレーバーは2種類あり、オリジナルとチリライムがあります。どちらも美味しいですが、私はチリライム(紫)が好きです。口に入れた瞬間はスッパムーチョを優に超えるライムの酸っぱで、その後に喉の奥が熱くなるチリの辛さがやってきます。日本には無いフレーバーなのでおすすめです。

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チリライム味

 

 

「メキシコのコーヒー」

実はブラジル、コロンビアについで第三のコーヒー産地メキシコ。高品質でインスタントもおいしいです。
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「チリパウダーの飴」

メキシコ人に馴染みのある飴が、以下。

棒付き飴にチリパウダーがふんだんにコーティングされています。メキシコでは焼きとうもろこしに大量のチリパウダーをふりかけたり、パイナップルやザクロにチリパウダーをふりかけて食べるほどチリパウダー好き。もちろん飴にもかけちゃいます。

ペコちゃんの棒付き飴に、一味とうがらしをまんべんなく大量に付けた感じです。

この味は…私は慣れませんが、メキシコ人にはポピュラーなお菓子なので、ザ・ローカルなお土産になるかと思います。話題づくりに最適かも。ちなみに一発で3番目の「Manchat」チリパウダーでがっつりコーティングされたグミです。

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「チリパウダー」

調味料コーナーにあります。

一味唐辛子ですが、メキシコらしくライム風味も混ざったもの。だいたい縦7cmほどのミニチュアボトルが10本入っているので、ちょっとしたばら撒きに良いです。
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「モレソース」

メキシコ料理に欠かせない、チョコレートで出来たソースで、肉にかけたりします。

知る人ぞ知るメキシコならではのソースです。独特の風味から賛否両論あるようですが、メキシコの人は大好きなソースです。話題づくりとしていかがでしょう。
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「Clemente Jacques社のドレッシング」

Clemente Jacques社はメキシコに最初に出来た食品加工会社で125年以上の歴史を持っています。日本でいう、キューピーやカゴメと言った感じでしょうか。

このブランドのドレッシングは洒落た物が多い気がします。

 

写真のハニーマスタードはサラダにも肉料理にも合います。ドレッシングだけでも舐めたくなるほどです。

 

ブルーチーズのドレッシングは日本のスーパーではあまり見かけないのでブルーチーズ好きの方にいかがでしょうか。
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以上が地元スーパーやコンビニに置いてあるローカルなお土産です。スーパーだとよりローカルに近いお土産が見つけられる気がするのでおすすめです。また、地元スーパーでは日本で見ない野菜なども並んでいたりするので、見て楽しめると思います。(メキシコのスーパーの青果コーナーではサボテンが売られていますよ)地元スーパーもちょっとした観光スポットになると思いますので、海外に出たら一度その地元のスーパーへ足を運んでみてください。

 

 

 

贅沢!マリアッチが生演奏をするメキシコのホームパーティーに参加した

 

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仲良くしてくれるメキシコ人のおじさんが「ランチ食べにうちにおいでよ!」と誘ってくれたので行った時の話。

 

メキシコでは親しい仲間や家族でよく集まっては、個人のお家や庭先で共に食事をとったり飲んだりします。

 

ありがたいことにスペイン語が話せない私を、ホームランチに誘ってくれた優しいおじさんアントニオ。奥さんのミリーも元気のある肝っ玉母さんで料理上手。

「コチニータって食べたことある?ないの?!じゃあ絶対食べにおいで!」

ということで、ミリーさんの手料理を食べに、いそいそとお宅へお邪魔したのですが。

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あ、あれ?

 

なんか私の知ってるホームランチじゃない。

 

すっかりアントニオの庭先でこぢんまりとランチなのかと思ったら、人がいっぱいいるし、ちょっとしたおしゃれな会場がセッティングされている。これはいったい。
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アントニオにつたないスペイン語で「今日って何か特別なランチなんですか?」と聞いたら、

「おう。今日は俺の誕生日なんだ!だから友達呼んで今日はパーティさ」

 

そうなの?!ミリーさんの手料理のコチニータだけ楽しみに来てしまったから服装もTシャツとジーパンにビーチサンダルで来てしまったよ。

 

「そうでしたか!それはハッピーバースデー!」

と、さもこれは誕生日プレゼントですと言わんばかりに、持参した1ダースの缶ビールとおつまみのナッツをアントニオに手渡しました。持ってきていてよかったー。

 

13時から始まったアントニオのバースデーパーティー。

みんなが集まるのをゆるゆると飲みながら待って、ようやく全員そろった16時頃に奥さんのミリーさん特製のメキシコ料理「コチニータ」が登場しパーティーがスタート。

 

これがコチニータ。

コチニータとは豚肉をアチョテという調味料と酢と唐辛子、トマトなどで煮込んだもの。ユカタン地方の伝統料理です。

 

トルティージャにコチニータと黒いペースト(なんだろう)と赤玉ねぎの酢漬けをのせ、ライムを絞っていただきました。

 

コチニータ、豚肉がほろほろでおいしかった!トマトベースの味もすごくしみ込んでいました。手をびちゃびちゃにしながらがっつきました。おかわりをして、最後はトルティージャなしでコチニータだけつまんでいました。


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お腹いっぱいになって一息ついていると、大型の車がやってきて中から楽器を持った人たちがやってきました。マリアッチです!

 

マリアッチとはメキシコの民族音楽を奏でる楽団のことで、ギタロン、ビヴエラ、ギター、バイオリン、トランペットの楽器で構成されています。

結婚式や街中のレストランにいるのを見たことはあるけど、まさか個人のパーティーでお目にかかれるとは!
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ここから1時間、休みなくマリアッチがメキシコ音楽を奏でてくれました。

間近で見るマリアッチはめちゃくちゃかっこよかったです。

 

メキシコではこうしたホームパーティにマリアッチを呼び、生演奏でパーティーを盛り上げることはよくあるそうです。さすが!

陽気でトランペットの力強い演奏が住宅地に響き渡ります。メキシコの人たちも一斉にテンションが上がり、一緒に歌ったり、演奏中のマリアッチをバックに集合写真を撮ったりしていました。
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この日のパーティーは13時から始まり、飲めや歌えやで結局0時過ぎまで盛り上がりました。そして一度帰ったこのマリアッチもまた23時頃ここへ戻ってきて、再び生演奏を披露してくれました。

そのころにはパーティー参加者の皆さん、お酒の力でだいぶできあがっていたので、みんな大声で大合唱。マリアッチもごきげんな音楽を力強く奏でていました。

そんな土曜日の深夜。近所迷惑など気しないメキシコのホームパーティ。日本との違いがたくさん体感できてとてもよい経験になりました。
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注意!メキシコでは野菜は消毒しないと食べられない

 

 

 

メキシコで野菜を生で食べたり、フルーツを食べたりする際、必ずしなければいけないことがあります。それは、

 

専用の消毒液でしっかり消毒をすること

 

なぜか。

それはあまり良い環境で栽培されていないので、メキシコで育った野菜や果物には寄生虫や微生物いるから。 

水が豊富な国ではないので、下水を使って栽培することがあるのだそうです。そうでなくてもメキシコの水はきれいではないので水道水は飲めません。なので水道水で洗っただけでは洗浄できたとはいえないのです。

 

消毒をしないで食べてしまうと体内に寄生虫を飼ってしまうことになったり、激しい腹痛と下痢に見舞われたりします。

 

そこでメキシコではこちらの専用消毒液を使って調理前に野菜やフルーツをしっかり消毒をするのが一般的です。この消毒液はスーパーの青果コーナーで購入することができます。

 

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使い方は簡単。1リットルの水につきこの消毒液を8滴たらし、野菜を10分間つけるだけ。この他1リットルの水道水にこの消毒液を1滴たらし、15分待つと飲むことができるそうです。また1リットルの水につきこの消毒液を15滴たらし、15分待つだけで、哺乳瓶や調理器具の消毒ができるようです。

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このように、野菜をつけた水に消毒液をたらします。

この消毒液はヨード系、成分には銀イオンが含まれています。銀イオンは殺菌性が強いらしいです。野菜をこの消毒液につけて10分後、洗い流さずに食べます。

洗い流さないの!?と思いますが、銀イオンは体内に取り込んでも新陳代謝機能や免疫機能により速やかに体内から排出される生理機能をもっているので体内に蓄積されないそうです。

また欧米では健康のために銀イオン水を飲用する民間治療が盛んなんだとか。

 

それでも心配な方はミネラルウォーターですすいでいらっしゃるようです。ただし水道水では決してすすがないでください。メキシコの水道水は綺麗でないので飲めません。そんな水ですすいでしまったら消毒した意味がなくなってしまいます。

 

消毒液を使用するのに抵抗のある場合は酢水に15分程つけて殺菌する方法もあるそうです。

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これで生野菜が安心して食べられます。

 

 

もし万が一、食べ物が原因でお腹を壊してしまったら、こちらの薬が効くようです。

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メキシコで生野菜やフルーツを食べる際は消毒を忘れずに~!

 

銀イオンについて(日本イオン株式会社

http://www.ion-net.co.jp/gin-ion-mizu.html