これぞメキシコの珍味。みんな大好きウイトラコチェの正体はとうもろこしに付着するカビ!?
メキシコ人はとうもろこし好き。街を歩けば串刺しの焼きとうもろこし屋台に出くわす確率が高いです。
家庭料理にもポソレという、大粒のとうもろこしを煮込んだスープがあるし、トルティーヤの皮もとうもろこしから作られています。
そしてメキシコ人に愛されている“メキシコのトリュフ”と呼ばれる食べ物もとうもろこし。でもこれが珍味。とても珍味です。
トルティーヤの屋台に並ぶ具の中にそれはあります。この黒いもの。
これがメキシコのトリュフと呼ばれる珍味。「ウイトラコチェ(Cuitlacoche)」です。
スーパーではキノココーナーに並んでいました。
これ実はとうもろこしに発生した黒穂菌というカビの一種なのだそうです。
日本で発生したらもちろんそのとうもろこしは処分されてしまいますが、メキシコではこれが大人気。トルティーヤやパン、パイの具として一般的に食べられています。
食感はキノコのような感じでした。味はほのかにマッシュルームのような感じですが、あまりない??クセは無いです。たぶんですが味付けが重要な気がします。トルティーヤにはチーズと一緒にはさんでもらいました。これだけではちょっと物足りないのでこれに肉をはさむともっと良かったかなと思います。
トルティーヤの皮、メキシコでは通常の黄色いものと緑色のものを見かけるのですが、緑色の方はこのウイトラコチェから作られているのだそうです。
正体を知らずに食べるとおいしく食べれますが、正体を見てしまうと、正直「うへぇ!」となります。これ食べるの!?という感じ。
最初にこれを食べようと思った人、勇気あったなと思います(笑)
ちなみにウイトラコチェが食べられるのはメキシコだけ。まさに珍味。
みんなおいしく食べているので見つけたら挑戦してみてください。
…ちなみに、ウイトラコチェの正体はこれデス。
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ばーん。
ひいぃ。